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Kuonの編集室

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【映像制作の心臓】DITの経験

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こんばんは、Kuonです。

僕は入学してから二年の間で3回DITという仕事を務めたことがあります。

自主制作の映画、MV、アーティストのライブ映像です。

学生主体ということもあり、本当の意味でDITの業務をこなしたとは言えませんが、一端を垣間見ることができたなということで、DITとの出会いから、先輩にいいDITになるといわれた話まで書いてみようと思います!

最初にDITという言葉を初めて知ったのは二つ上の先輩の仕事を見たときでした。

僕が通っている学校では毎年学年総出で映画を作っています。

丁度入学してから二ヶ月くらいの時に撮影が始まり、その時よく付いて行っていた先輩がDITの仕事をしていました。

特段難しいことじゃないよ。と言ってその時に映像データのコピーの仕方を教わりました。

なんでこんな簡単なのに誰もやらないんだろうね~みたいなやり取りをしたのも覚えています。

それから半年ほど経ちまして、その先輩が自主制作でMVをやると企画をして、僕にDITとして参加してくれないかと打診してきました。

もちろん断る理由はないですから快諾。

当時LUTやプロキシについての知識も浅かったため、先輩や先生に相談して撮影を進めていきました。

カメラの種類や使うレンズ、暗い部屋の場合は映像にノイズが出ていないか確認。画の繋がりなど、やることが多くて苦戦しましたね。

撮影が終われば撮影部からSDカードを受け取り、データをコピー。

この時プロキシはオフラインエディターの先輩がプレミアで作る方法を教えてもらいながらやりました。

ここで一旦業務はおしまい。トラブルなく終了しました。

やったね!

と、特に躓くことなく最初のDITは幕を閉じました。

そこから半年たち、先生からライブ映像制作の依頼が来たから参加してくれないかと打診を受けました。

これが結構大変で、打ち合わせ、撮影、ポスプロ含め、すべて参加しなくてはいけませんでした。

学校経由ではありますが、初めて外部の方と一緒に作る仕事。

これはいいものを作らないといけないなと思いました。

今思えば、この時が一番伸びた時期だったな。

プレミアで完結させていた自主MVとは異なり、本気の撮影、本気のカラーグレーディングを行うということで、作業ソフトを一新。

DITとしての業務をDaVinci Resolveに移行。

データの管理、バックアップ、編集、コーデック変換などすべてに注意を払って行う作業はとても大変でしたが、とても勉強になりました。

自主MVではオリジナルをプレミアによませてプレミア上でプロキシ変換を行っていました。

ただ、カラーグレーディング前提で作業をするならダヴィンチ上で行ったほうが同期も楽だ!となり、ダヴィンチ移行。

ダヴィンチでプロキシを作って、プレミアで編集、オフラインのデータのみダヴィンチに移行してグレーディングという、今の僕の作業形態が完成した瞬間でした。

ついでにダヴィンチでTCの焼きこみ、LUTを乗せて書き出しなど、初めてだけど便利!と気づくことも多かったです。

さらに大変だったことがありまして。

ライブの撮影はカメラを十二台使って行っていたんですね。

Logのものもあれば、リニアのものもあり、FHDに満たない解像度のものもありました。

同じ機種のカメラを使っていて、それぞれカメラネームの設定ができないから同じ名前の素材が二つあったりなど。

プロキシの作成には骨が折れました。

と同時に、思ったよりもトラブルがなかったなとも思いました。

というのも、撮影前に初めてフローチャートを作っていました。

文字が小っちゃくて読みにくいと思いますが、実際に作ったものがこちらです。

一番上に撮影に使用するカメラの種類など

下に行くにつれ編集が進んでいき、一番下は納品形式が書かれたものです。

フローチャートの詳細については別記事を書いていますから、ぜひそちらもご覧になってください!

そんな作業を乗り越え、グレーディングを行うことに。

DITとして頑張った甲斐もあり、気持ちよくグレーディングできました。

入学してから二年通して、個人的に一番満足するグレーディングはこの撮影のグレーディングでした。

DITとカラリストを同時にやることは大変でしたが、わかることも多かったです。

例えばフローチャートに書いた撮影時の各カメラの色空間、色温度。

自分でこう撮影してほしい!と撮影で参加する先生、先輩、後輩たちに伝えていたこともあり、思った通りにグレーディングが進みましたし、設定できないカメラについても特性を理解できることでその特性を生かせるグレーディングができたり。

難しいとは思いますが、僕がカラリストとDITを両立したい理由が明確に決まった出来事でした。

とまぁこんな感じでDITとしてしっかり成長したなぁという感想で二度目のDITは幕を閉じました。

三回目は特に話すことがないですね。

ワークフローの作り方もライブ撮影の時と変わってませんから、

作業スピードが上がったことと、モニターをガン見していたこと、DITに助手の様な子を付けたことですね。

まぁ人に教えるってのは難しいことですが、僕が卒業した後にも映像制作にはなくてはならない人材だと思っているので、頑張って育てましたねぇ。

そんな僕の姿を見ていた先輩が

「お前がいなかったら絶対に撮影は終わらなかった。KuonはいいDITになるよ!」

と言ってくれたことをずっと覚えています。

あの言葉があったからこそ、今も僕はDITを目指すことができています。

と、以上が僕が学生DITとして参加してみての経験談になります。

大変なことも多かったですが、将来目指す職業として変わることはありません。

一年後には就職活動が迫っていますが、カラリストとDIT業務を両立させる人間を目指して、精いっぱい頑張っていこうと思います!

今日の記事はここまで!

また別の記事も見ていただけると嬉しいです!

ありがとうございました!

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